初めての美容医療

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初めての美容整形

初めての美容外科。不安は誰でもおなじこと。でも勘違いしないで!美容外科だからって特別じゃない。内科、皮膚科に通うのと同じこと。信頼できる医者をみつけ、かかりつけの医者を持つことが失敗しないポイント。きちんとした医者は確かな技術も持っている。

◆美容外科医の系統を分類すると
 A_ 美容外科の名医
 B_ 一般的な美容外科
 C_ 技術の無い美容外科
 D_ 悪質な美容外科

実はA,Bの美容外科で治療を受ければ基本的には問題はない。もちろんAに該当する美容外科というのは数が少なく、特定の治療技術を持っていることが多い。Bは一般的にすべての治療技術を習得している医者でオールマイティにこなせる。失敗も限りなく少ない。 Cオールマイティにできるのだが、不器用な医者。できれば避けるべき美容外科である。しかし、自分が不器用だという認識が全くない。治療で結果が出なくても個人差と人のせいにする。Dは絶対に除外しなくてはいけない美容外科。

ビギナーのための美容外科治療の流れ美容外科を探す前に美容外科における治療の流れを知ろう!
美容外科のクリニックを選ぶ前にまずは美容外科の流れ。仕上がりまでのおおまかな流れについて知りましょう。これはあくまで一般的な治療の流れです。もちろん、美容外科のシステムによっては違う場合もあります。しかし、こういった流れと違う場合や無理に手術を斡旋するようなクリニックは除外することをお勧めします。

美容外科治療の流れ
カウンセリングの予約
カウンセリングの予約
基本的に美容外科のほとんどは完全予約制です。電話やメール、ホームページから予約をしましょう。予約の10分前には来院して準備することをお勧めします。慌てて駆け込んでいるようでは聞きたいことも上手く聞けません。時間にはゆとりを持って行動しましょう。一般的にカウンセリングの時間は30,40分です。もちろん質問の数によっては長くなることもあるでしょう。

カウンセリング
カウンセリング
医者とのカウンセリングです。ご自身のご要望をしっかりと伝えることが大切。あいまいな要望や希望では正確な仕上がりを判断できません。希望とする仕上がりのイメージ(雑誌や写真など)を持っていくことも有効です。恥ずかしがる必要はありません。聞きたいことを事前にノートに書き込んでおき、カウンセリングでメモすると良いでしょう。

手術の申し込み 
手術の申し込み 
いくつかのクリニックにカウンセリングに行きましょう。特に鼻や輪郭などはなどは医者によって考え方、治療方法に違いが生じることがあります。いくつもの診察を受け、納得できるクリニックで治療を受けましょう。また、手術には検査が必要です。検査不要のクリニックなどは感染症の扱いも曖昧と考えるべきです。手術のキャンルには一定の費用が発生します。キャンセル費用についてもしっかり確認しよう。

美容外科手術
美容外科手術
一番緊張する手術です。すべては医者に託すしかありません。医者を信頼して心を落ち着けましょう。前日は飲酒を控え十分な睡眠を取ろう。手術の前に必ず打ち合わせ、最終の確認をしましょう。すべてが納得できればいよいよ美容外科手術です。手術当日は車の運転は控え、公共交通機関でクリニックまで向かいましょう。

アフターケア
アフターケア
美容外科手術のアフターケアは手術内容によっても違います。一般的な抜糸の期間は7日後ですが、治療内容によっては多少前後する場合もあります。また、創部を冷やしたり、ガーゼを外したり、消毒するなど美容外科クリニックから指示された方法をしっかりと守りましょう。自己判断は絶対にしてはいけません。

仕上がり
仕上がり
最終的な仕上がりは多くの場合、2,3カ月と言われていますが、これはあくまで再手術を受ける期間という意味も含んでいます。通常は2週間程度で仕上がりの8割と考えても良いです。(手術内容や複数並行した手術を除く)多くの方はこれで終了します。しかし、極わずかの人は残念ながら再手術を必要とする場合があります。しかし、医者を疑ってすぐに病院を変えるようなことは避けましょう。きちんとした医者であれば責任を持って対応してくれます。

手術を申し込む前に確認しておこう!!

手術には必ず同意書が必要である。その同意書の文面をしっかりと読むべし
美容外科の場合、手術の前に必ず同意書に署名する。スタッフは”形式的なものですから…”と言って署名を求められるが、実は形式的なものではない。中身が非常に重要で恐ろしいものである。”左右差に文句を言うな!”、”仕上がりには個人差がある!”など細かく書かれているクリニックは医者側にさまざまな逃げ道を作っている可能性が非常に高い。最悪の場合、言いがかりを付けられ検診すらまともに見てくれないこともある。同意書は手術当日に確認すべきではなく事前に確認しておくこと。あまりに細かい同意書であれば美容外科を変えるべきである。

手術には必ず同意書が必要である。その同意書の文面をしっかりと読むべし
美容外科の手術で修正はつきもの。基本的に修正は不要だが稀に再手術を余儀なくされることもある。これは医者の技術だけの問題は言えないことも多い。修正が必要になったから技術が低い、下手!と判断しえてはいけない。どんな名医であっても必ず起こる可能性はある。問題はその修正でどれだけリカバーできるかということである。一般的に修正手術は無償でおこなってくれる。しかし、手術の前に必ず確認しておこう。悪質な医者などは修正費用は無料だが、麻酔、内服がかかると吹っかけてくることも多い。

アフターケアの内容を確認すべし
手術の内容によってはアフターケアが必要な手術も多い。あなたが受ける手術はどういったアフターケアが必要なのか?その費用は無償なのか?有償なのか?事前に確認しておくこと。

キャンセル料を確認すべし
100%手術に対するキャンセル費用は発生すると考えてよい。その期間、費用をしっかりと把握しておくこと。もちろん、キャンセル料を取らないような良心的な美容外科があれば良いのだが、現実問題として手術に関わる準備、医療材料などは事前に用意するためキャンセル料は必要であると考える。

美容整形のリスク美容整形にもリスクは必ずある。大切なのは引き起こされた問題に対して医師がきちんと対応するか否かである。
美容整形の治療は病気ではありません。正常な体に外科的な治療を加えます。コンプレックスを取り除くための治療のはずが、かえって治療後に不安やさまざまな問題を抱えてしまっては意味がありません。そういった美容整形における失敗のリスクを最小限にするには正しい知識が非常に大切です。安易に考えていたり、ノリで申し込むのはリスクが高くなると考えて。

信頼関係の欠如(医師との信頼関係を築けない)カウンセリングを進める中で、できるだけクリニックとの信頼関係を築きましょう。

信頼関係を築くには、まずあなたの悩みを包み隠さず相談してください。偽名などを使う方が居るようですが、このような場合、かなり高い確率で様々なトラブルが発生する傾向にあります。 医師免許を持った医師は患者の個人情報等ついて守秘義務がありますから、あなたの個人情報を外部に漏らすようなことは決してありません。 カウンセリングを進める中で、もしあなたが医師を信頼できない場合は、具体的に何を教えて欲しいのか、何を聞きたいのかを明確にした上で再度医師に相談しましょう。それでも不親切な対応であれば、第3者の専門家への相談または、他のクリニックにセカンドオピニオン(複数のクリニックの意見を求めること)をお願いすることをおすすめします。

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