クリニックの選び方

クリニック 名医

クリニックの選び方

美容クリニックの選び方

あなたはクリニックを選ぶとき、何を基準に考えますか? 料金? 治療方法? 人間性・人柄? それとも場所ですか?
本音は技術ですよね。でもその技術の高さってわからないから誰もが困っているんです。

美容外科の名医・お勧めクリニック

名医と呼ばれるには理由がある。

美容外科(美容整形)、美容皮膚科を標榜している病院・クリニックは全国に1000を超えています。数年前と比べ怒涛の勢いで増えています。しかし、その中に安全に整形を受けることができるクリニック、経験豊富な専門医というのは実はほとんどありません。しかし、これには日本の医師のあり方に問題があります。日本では医師免許があれば経験が一切なくても自由に診療科を標榜できる上治療することができるのです。そのため、昨日までは内科だったけどある日突然に美容外科や美容皮膚科を標榜して診療することが出来てしまいます。こういった安易な診療科目の設定によって日本の美容医療はさまざまなトラブルを生みだしているのです。

医者を信頼すると失敗する!!

医者は誠実で確固たる信念のもとに診療している。それはもはや過去のことであり開業医の多くは営業成績を上げることで必死である。儲け主義の医者が増えているのが実情である。もちろん儲けることを批判はしない。しかし、患者を食い物にして適当な治療で収益を上げることに問題があるのである。しっかりとした医療を提供しその上で収益をあげる最低限のモラルのない医者が増えているのである。「医者だから大丈夫だろう!」、「誤ったことはしないだろう!」誰でもそんな想いを持っているだろう。しかし、それは幻想である。多くの美容外科医師は医療モラルもないとんでもない医者なのである。
美容外科の基礎となる診療科は「形成外科」である。多くの美容外科のホームページに掲載ある医師の経歴には、医師免許取得後すぐに●●大学形成外科勤務、その1年後には大手美容外科勤務と平気で記載している。最悪のケースとしては医師免許取得後すぐに大手美容外科勤務とある。そんな医師には絶対に治療を受けてはいけない。医師としてまともな研修を受けずに治療にあたる思いあがった医師であろう。そんな医師を信頼すると失敗するリスクは格段に高くなる。医師の経歴は非常に重要なのである。

成功のカギは医師選び。失敗しないクリニックの選び方とは。

成功のカギは医師選び
選ばれるべき美容外科もある!!
美容整形における病院選びは非常に重要。メディアを含めインターネットの世界にはさまざまな情報が氾濫している。豊富な情報がかえって仇となることもある美容整形の世界。美容整形は大きなお金が動くため、各クリニックの広告合戦は必至である。そんな中でも美容整形を医療と考え、治療を受ける側を最優先に考えるクリニックも数多く存在します。

失敗しないクリニック選び
  • 広告に騙されない。
  • キャンペーンに騙されるな。
  • 口コミ情報を鵜呑みにしない。
  • 医師の経験に騙されない。
  • 価格で判断しない。
  • セカンドオピニオンは最低でも3カ所以上。

広告に騙されない

インターネットを含め自由診療の分野では医療法を無視してさまざまな広告がおこなわれている。症例写真の掲載などはほんのひとつの例であろう。本来、医療法で定められた広告規制では、治療例の掲載については一切禁止されている。あくまで参考程度に掲載しているのであれば違反とわかっていても取り締まることはないだろう。しかし、過剰な演出を加えた治療前後の写真はいずれ取り締まりの規制となるだろう。医師側の自主規制を心から願うばかりである。
ホームページや広告。デザイン上、美しく整ったクリニックが果たして技術的に高いのか? 美しいホームページやお金をかければどんなクリニックであっても美しく作ることができます。医師、病院の資本力と医療技術とは全く違う。あくまで医療技術は医師。医療の技術職人として技(ワザ)や経験が差をつけるだけです。よくみかける何万例の治療実績やよくわからない指導医の集団などという、たいした技術も無いのにいい加減な表現で表現しているクリニックも多く存在します。広告能力と技術は大きく違うということを理解しておく必要があるのです。
●●式などといった独自の治療法というものは一切存在しません。基本的な治療法はすべて同じです。もちろん、使用する糸や固定方法など若干の違いはありますが、その違いが結果に左右することはない。過剰(過大な表現)な広告は適切な情報を混乱させるだけでなく、美容整形業界全体の質を低下させることにもつながるということを医師たちは認識すべきである。広告の掲載については医療法で定められているということをしっかりと認識しているのだろうか?もちろん、現行の医療法による広告の規制には多くの問題があるのは理解できる。しかし、ネット上で表現されている内容については医療的な問題だけではなく、医師としてのなんの迷いもないのだろうかと常に思う。

キャンペーンに騙されるな!

医療の世界では考えられない治療費用におけるキャンペーン。病院の治療価格にキャンペーンがあるというのも考えさせられる。キャンペーンの目的は集客である。いわば売り上げを上げるためにおこなう手法。商品などの物販品の販売であれば数量を多く生産確保すれば単価を下げることができ、結果として単価を下げることができるため、キャンペーンなどを実施することは容易である。しかし、医師がおこなう治療いわば医業の対価である治療価格を下げるというのは自分の持っている技術を安易に安売りすることと同じことではないだろうか。逆に考えればそういったキャンペーンを実施しなければ客を集めることのできない集客の少ないクリニックに高い技術が存在するのだろうか? 薄利多売では医療は存在しないということを考えてほしい。もちろん利用者からすれば安ければ安い方がよいに決まってる。しかし、安さを追求すれば確実にサービスが低下する。一般企業においてもこのサイクルは悪循環であるということも証明されている。にも関わらず医療技術において安売りする医師のモラル低下に歯止めをかけてほしいと心から願うばかりである。
しかし、キャンペーンをおこなっているクリニックが全てが悪いということではない。経営上、已む得ないケースもある。ただし、悪質なクリニックはキャンペーンという名目で集客し、実際のカウンセリングは価格を吊り上げるという方法も現実的におこなわれている。実際にカウンセリングに行き、広告の価格と提示される価格との差が大きく広がってしまうクリニックは要注意である。

口コミ情報を鵜呑みにしない

ネット上に数多くある掲示板。代表的な掲示板には国内最大規模の”2ちゃんねる”がある。その他の掲示板として、一般の法人や個人で運営している口コミ情報サイトも数多く存在する。果たして口コミ情報というのは本当に有効で正しい情報なのか?実は口コミ情報は当てにならない、信憑性に疑問・問題があるのはというのは事実である。私たちはある口コミ情報サイトを利用し一定のテストをおこなった。私たちのサイトに投稿のあった美容整形トラブルユーザーの同意を得て、ランキングを含め口コミ情報を掲載しているサイトに特定クリニックの口コミ情報を投稿したところ、翌日には書き込みが削除された。ランキングに掲載されていない一定の技術をもつクリニックに対して有益な情報を事実に基づき投稿しても新規書込のコメント欄から外されてしまった。明らかな情報操作が認められる。もちろん削除されたクリニックはランキング上位のクリニックであり、さまざまなバナーの掲載もあるため、そのサイトのスポンサーであることは事実であろう。スポンサーである以上、仕方がない部分もあるとは思うが、それが口コミサイトの現状なのである。実は後日、そのサイトのランキングはお金で買える事実も発覚した。そんな悪質なサイトも存在する。こういったサイトが存在する以上、口コミ情報サイトとして有意義な情報を確保することは絶対にあり得ないのである。 また、誰でも投稿できる情報なのでクリニックどうしの誹謗中傷もある。大手のクリニックなどにはそういった事業部まで作られて経営しているのである。もちろん正しい情報もあるが、鵜呑みにしてはいけない。一番良いのは実際にカウンセリングを受けて自分の目で確かめることである。

医師の経験に騙されない

華麗なる医師の経歴には騙されるな。言葉通りのことである。美容外科の医師においてはさまざまな診療科を経て美容外科医と名乗るケースが多い。その経歴の華やかさの表現には非常に驚かされる。海外留学という名目をよく見かけるが実際に適切な治療技術を学べるものはほとんどない。しかし、一般の人からみれば海外の病院で経験を積んだと考えると技術的に高いと勘違いをしてしまう。海外経験の意味はほとんどない。大切なのは国内での実績・経験である。
また、日本国内で医師免許を持っていれば、どういった専門も掲げることができる。大切なのはどういった経験を積んできたかということである。メディアなどでもわかると思うが、人気のある女医など”美容専門医”とうたっているが、ほとんど知識・経験もなく、メディアが作り上げた全くの嘘遇であり、美容が似合うというだけで一切専門ではない。もちろん技術が伴うこともない。
それでは医師の経験はなにを参考にすることが望ましいのか?ひとつの参考指標にはなるが日本形成外科学会が認定している形成外科の専門医を取得しているか?形成外科認定医の資格を取得した後に、日本美容外科学会(JSAPS)の専門医を取得しているのか?ということが参考指標として考慮してもよい。ただし、美容外科学会は2通りあるので注意が必要である。形成外科を主体とした学会はJSAPSである。
次に医師免許を取得してどのくらいの臨床経験があるのか?ということも大切である。臨床経験が非常に短い医師による治療は大きな問題を生じます。現に、美容外科医としてという以前に、医師としての経験不足から麻酔事故を起こし、死亡事故を起こし、書類送検までされているにも関わらず、美容外科医として働いている医師も数名ですが存在しているのです。

価格で判断しない

美容整形は自由診療である。無論、健康保険が適応されるはずもありません。美容整形の病院の医師が自分たちの判断で価格を自由に設定できるのです。そのため病院によって価格のばらつきがあります。以前、大学病院の形成外科チームが価格の調査をおこなった結果が学会で発表されています。この価格幅の広さは何だろう? 疑問に思う医師も少なくはありませんでした。
しかし、こういった価格の違いは医療に限った訳ではありません。クラブや居酒屋など飲食店と同様、お店によってさまざまな違いがあるものです。
一般的に相場価格というものは存在します。場所などによって違いはあるものの一定の相場はあるんです。もちろん、ぼったくりバーや格安の居酒屋などもあるように美容整形クリニックにも、ぼったくり価格のクリニックや品質の低い医療材料で異常な低価格を設定しているクリニックも多く存在しています。しかし、モラルのあるクリニック。一般的なクリニックは市場相場を参考にして価格を設定しています。市場相場から極端に逸脱したクリニックでの治療はリスクも高くなると考えるべきである。治療費用についても正しい知識を持てばトラブルに巻き込まれるリスクも限りなく少なくなるのです。余談ですが、二重まぶたの治療(埋没法)の相談に行き、170万円を提示され、とても払えないと断ったら、99万円まで下げてくれた。怪しいので治療を断ったという相談を受けました。法外な価格で治療をしているクリニックもあるんです。例えば埋没法の一般的な相場は10万円前後です。17倍の治療費用というのはいわゆるぼったくりに当たるものでしょう。

セカンドオピニオンは最低でも3カ所以上

セカンドオピニオンとは、治療前にさまざま医師の意見を聞くことであって、治療をしてから気に入らないから他の医師の診察を受けるというのは、セカンドオピニオンとは言わないということを理解しておくことです。繰り返しますが、あくまで治療前ということが前提である。 美容整形における治療でも医師によって見解はさまざまである。希望する二重まぶたや鼻にするのに、埋没法でできると考える医師もいれば、切開でないと難しいと考える医師もいる。また、その人の生活背景を考慮し、ダウンタイムを含め切開を勧めない医師もいる。一般的な病気とは違い、美容整形における治療についてはそういった社会的な背景も十分に考慮される事項なのである。もちろん、その医師の技術的にできないという場合には自分のできる技術だけで大丈夫と案内する医師も少なくない。本来であればあなたにとってはこういった治療が望ましい。だから、その治療ができるクリニックを探すべきとアドバイスする必要があるのだが、そういった医師ばかりではない。大手の美容クリニックの勤務医の実態だが、ノルマもあるため適当に治療するところも少なくない。医師にもノルマがあるのだ! 医師の求人情報をみるとよくわかる。基本給以外に成功報酬手当というものが存在する。これがいわゆるノルマ=自分への報酬なのである。
そこで必要なのはいくつもの医師の診断を受けることである。一か所のクリニックの医師の判断であれば誤りやノルマによって治療法の診断がぶれることがよくある。さまざまな医師の見解を聞いて自分にあった適切な医療機関を探すことが成功への近道でもある。

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