下眼瞼脱脂でシワが深くなってしまう。実はそれって悪いことじゃない!

下眼瞼脱脂

下眼瞼脱脂

下眼瞼脱脂を受けようと考えている方、おそらくインターネットやSNSなどの口コミ情報や治療情報サイトのリスクなどで目の下のシワが深くなってしまうという記事を目にしたことがあると思います。
実際にシワが出現したり深くなったりしてしまうんだろうか?
不安ですよね。
そのリスク、事実と考えて良いんです。
その方の年齢や程度によってももちろん違ってきますが、シワや皮膚のたるみのリスクはどうしても起こってしまうものなんです。
しかし、だからと言って下眼瞼脱脂を否定する訳ではありません。実はそれでも下眼瞼脱脂を受けた方が良いということを伝えておきたいんです。

下眼瞼脱脂とは

下眼瞼脱脂とは、目の下にある眼窩脂肪を取り除いてプクッとした膨らみ、目の下のたるみを瞬時に解消させることができる治療のこと。外科的に脂肪を取り除くため治療直後にはすでに効果が実感できるため人気のある治療の一つです。

下眼瞼脱脂の詳細

どうしてシワは深くなっちゃうの?

下眼瞼脱脂の術後のシワの発生、深くなるというトラブル、実は少なくありません。
どうして下眼瞼脱脂でシワができたり、深くなってしまうのか?
そもそも下眼瞼脱脂の適応がある目元ってすでに皮膚にたるみ、シワはできてしまっているんです。たるみやシワができているのならどうして症状として出ていないのか?
それは眼窩脂肪によって皮膚が下から引き伸ばされているからなんです。

下眼瞼脱脂を受けると眼窩脂肪が少なくなります。そのため今まで眼窩脂肪によって押し広げられていた皮膚への圧力がなくなり、皮膚が伸ばされなくなることで、深いシワが出現したり、たるみとして現れてしまうだけなんです。
下眼瞼脱脂によってたるみが悪化するのではなく、もともとあったシワや、隠されていた皮膚のたるみが下眼瞼脱脂によって浮き彫りになってしまった。それだけのことなんです。

でも安心してください。皮膚というのは伸縮性に富んだ組織です。術後、しっかりとした保湿やマッサージをすることでたるみやシワは改善します。なので過度に心配する必要なんてありません。むしろ眼窩脂肪による膨らみがある場合、積極的に治療を受けることによって、将来的なたるみの予防、シワの軽減に有効なのです。

実はヒアルロン酸注射が良いとは限らない!

手軽なヒアルロン酸注射も実は要注意!
目の下のたるみや眼窩脂肪の突出の治療としてヒアルロン酸注射を推奨しているクリニックも少なくありません。もちろん、ヒアルロン酸注射を目の下の段差部分に注射することで、影や段差が消失し、膨らみは瞬時に改善します。
当然、ヒアルロン酸注射を受けた人は、「美容医療ってすごい!」、「ヒアルロン酸注射に大感激!」という風にきっと大喜びするでしょう。

でもちょっと待って!
根本的な原因忘れてませんか? もともとあった膨らみって眼窩脂肪が突出し押し出されていた状態、中からまぶたの皮膚が押し広げられていたんです。それを解決せずにさらに凹みや段差にヒアルロン酸を注射したら、皮膚ってどうなると思います?
皮膚はさらに引き伸ばされていること、容易に想像できるでしょう。
ヒアルロン酸注射によって、目の下にできてしまった段差やたるみは改善したように見えるのはただの錯覚!実際の皮膚にはさらに引き伸ばされる力が働き、皮膚はもっと伸ばされていり、広げられているという現実を知っておきましょう。

基本的な考え方ですが、治療というのは根本的な原因を解決した上で治療することが望ましいんです。もちろん、解決できる原因であればという意味ですが。
目の下の膨らみというのはまさにそれで、根本的な原因を取り除いて、さらにそこで必要性のある治療を行うということが肌にベストな方法であり、何より自然な美しさを手に入れることができるのです。
手軽さだけが強調され、見た目にキレイになるということが決して正しいことではないということを知っておくことが必要です。若返るつもりで、若返った効果があっても実は皮膚を弛ませているだけだったという現実を知っておきましょう。

実は脂肪溶解注射も不適切

目の下の膨らみの原因が眼窩脂肪だから、脂肪溶解注射を使って解消しようと考えるのは普通の流れです。しかし、脂肪溶解注射の作用というのは、全てが同じように作用することではありませんし、どの量のお薬を注射すれば実際にどれだけの脂肪が少なくなるのか?ということは全く不明確です。
注射すればおそらく少なくなるだろうという感覚的なことで治療しているのが脂肪溶解注射です。なので効果がない場合はまだ良いのですが、聞きすぎてしまったら凹んでしまうというリスクを考えたら絶対に受けるべき治療ではないでしょう。

眼窩脂肪の除去というのはミリ単位での治療が必要です。わずかな量の違いで左右差や凹みを作ってしまうなどのトラブルを引き起こやすいため、外科的に直視下で正確な量、適切な位置の眼窩脂肪を取る必要があるのです。
それができるのは「下眼瞼脱脂」という方法以外にはありません。なので目の下の膨らみやクマの解消には下眼瞼脱脂が望ましい治療法と言えるのです。

より高い効果と満足度を得るには…

目の下の膨らみ、クマがある人にとって、目元の若返り、キレイな目元のためにできること、やるべきことを考えると、やはり「下眼瞼脱脂」は外せません。なぜなら根本的な原因を取り除かない限り自然な美しさや肌への負担というのは無くならないからです。
下眼瞼脱脂で肌に対するストレスを取り除くことは必要不可欠。そこでさらにどういった治療、スキンケアを受けるべきか。それにはやはり肌そのものの若返りを欠かすことはできません。それを叶えることができるのが肌の再生医療「線維芽細胞注入療法」です。

線維芽細胞注入療法とは、自分自身の肌細胞「線維芽細胞」を細胞培養という技術を使って数百万倍にまで増殖させ、増やした細胞をお肌の真皮層に注射することで、肌を根本的に若返らせる治療法です。

耳の裏側から数ミリの皮膚を採取し、その皮膚片にいる線維芽細胞を抽出・細胞培養という方法で大量に増やします。その増えた線維芽細胞を肌に注射で戻すという肌の再生医療です。注入・移植された肌細胞はコラーゲンを大量に作り出し、肌は自然に生理的に若返ることができるのです。そのため眼窩脂肪によって伸び広げられた肌には非常にお勧めなんです。

老けた目の下にとって良い方法は、「下眼瞼脱脂」と「肌の再生医療」の二段構えにある!

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