下眼瞼脱脂

下眼瞼脱脂で脂肪を取りすぎた場合、どうすればいいのか?

大きな問題となるのが、脂肪を取りすぎてしまった場合です。
現実的なことを言いますと、取りすぎてしまった場合、どうしようもないんです。過度にとってしまった場合は凹みとなって現れてしまいます。
その解決法は凹みを補填する以外にありません。
その方法としては、ヒアルロン酸注射、脂肪注入、コラーゲン注入といった手法があります。

外科的に解決する方法としては”下眼瞼切開”という方法もあります。皮膚を切開して、脂肪を引き出して固定するなどの処理で凹みを改善させることはできます。

シワが深くなるのは本当なの?

ネット情報にもよくあるのが、下眼瞼脱脂後に元々あった1、2本のシワがさらに深くなってしまった、新たにシワができてしまったというトラブル。
実はこれ事実とも言えるんです。
その理由って単純なこと。
下眼瞼脱脂の手術を受ける前の状態を考えてみて。
下眼瞼脱脂の適応があるということは、眼窩脂肪が突出し、目の下の皮膚が眼窩脂肪で押し広げられている状態ですよね。常に加圧され引き伸ばされているんです。シワがあっても引き伸ばされているんです。
それで下眼瞼脱脂を受けて眼窩脂肪を取ってしまったら今まで引き伸ばされていた皮膚に緩みができるのは当然のこと
なのでシワが深くなってしまったり、新たなシワができてしまうということは十分起こりうることなんです。でも皮膚には強い収縮性があるので、術後から速やかに保湿ケアをしっかりとすればかなり予防できることは知っておいて下さい。また、マッサージや表皮の角質ケアなどでもシワの予防には非常に効果的ですので下眼瞼脱脂を受けられた方はしっかりケアを実践しましょう。

勘違いして欲しくないのは、シワの可能性があるからといって下眼瞼脱脂を受けないということ。
下眼瞼脱脂を受けなければ皮膚はずっと引き伸ばされたまま。放置しておくと皮膚はより薄くなり乾燥傾向に傾き、目の下のくまが目立ってしまったり、シワがさらに深くなってしまうだけ。
目の下にプクッとした膨らみ、目の下のくまがある人は積極的に治療を受けることが望ましいでしょう。

下眼瞼脱脂

術後の内出血の確率ってどれくらい?

下眼瞼脱脂の術後の内出血ですが、頻度としては非常に少なく稀なことです。基本的には起こしません。
5つの美容クリニックで確認しましたが、3つのクリニックでは内出血の経験がない。あと2つのクリニックでは1%もしくはそれ以下との回答でした。

弊社のスタッフは美容外科勤務経験の長い看護師、カウンセラーがいますが、下眼瞼脱脂の内出血はほとんど見たことがないようです。
これらのことから考えても下眼瞼脱脂における術後の内出血はほとんどないと考えて良いと思います。

たるみが悪化しませんか

下眼瞼脱脂を受けることによってたるみが悪化すると心配している方、実は多いんです。でもそれは大きな間違い。
考えてみて下さい。下眼瞼脱脂の適応がある方というのは、眼窩脂肪が突出している状態、つまり目の下の皮膚を圧迫し、押し広げている状態ということです。下眼瞼脱脂はたるみが悪化するのではありません。むしろ、たるみを緩和する予防する治療なんです。

もちろん、治療直後は皮膚が伸びており緩みのある状態ですが、しばらく待てば収縮したるみは改善しますのでご安心を。下眼瞼脱脂でたるみが出るから受けないということではなく、これから先のことを考えても下眼瞼脱脂は受けるべき治療であるということは知っておきましょう。

いたずらにヒアルロン酸などを注射してハリを出したように見える行為も実はたるみをより引き延ばしているだけ。やってはいけない治療の一つであると考えるべきなんです。

傷跡が心配です。本当に残りませんか?

下眼瞼の場合、まぶたの裏側から治療しますので傷跡は表面にできること、残ることはありませんのでご安心下さい。