乳頭縮小の方法
乳頭縮小には数種類の術式があります。いずれの方法も余分な皮膚、必要に応じて乳管などを切除して取り除くことに違いはないのですが、長い乳首を短くするのか、太い乳首を細くするのか、長さ・太さの両方を調整するのかということで切開するデザインに違いが出てきます。
乳頭縮小の麻酔
乳頭縮小術は麻酔範囲が狭いため基本的な標準麻酔は「局所麻酔」が一般的です。しかし、麻酔の痛みが嫌な方、不安な方は、吸入麻酔や静脈麻酔といった他の麻酔方法を併用することで麻酔の痛みを軽減させることができます。
局所麻酔キシロカイン(リドカイン)などの麻酔薬を乳頭部分全体に注射することで痛みを止めて手術を行います。局所麻酔は注射すればすぐに効果を発揮し痛みを止めてくれるのですが、麻酔の注射に強い痛みを感じてしまいます。
完成までの流れ
乳頭縮小の料金
乳頭縮小は保険外の治療です。そのためクリニックによって治療費用に大きな差があります。
相場とされる費用:30〜40万円
---治療のリスクと問題点
乳頭縮小のリスクと問題点についてご説明します。
乳頭縮小のリスクについて治療前に詳しく知っておくことは、手術への安心感を得るだけでなく、トラブル回避にも繋がりますのでしっかりと確認しておきましょう。
RISK左右差
術後の左右差というのは決して多くはないトラブルですが、残念ですが一定数見られる乳頭縮小のリスクの一つです。問題の解決方法は修正手術以外に方法はありませんので、左右差が気になる方は主治医にしっかりと希望を伝えましょう。
RISK希望の大きさと違う
希望している仕上がりサイズと違うというのは、カウンセリングの問題です。
カウンセリングではあなたの希望する仕上がりサイズを医師に正確に伝え、その上で医師が治療可能か否か、可能な場合は治療を請け負うと言った流れになります。そのため、希望している乳頭の大きさが違うというのは、あなたの希望する乳頭の大きさと、医師が思い描く乳頭の大きさに違いがあったか、医師側のデザインミスなどによる仕上がりの違いということになります。いずれにせよ修正手術が必要となるでしょう。
乳頭縮小に対する疑問・質問
Q&A
乳頭縮小手術に対するさまざまな疑問、今抱えている不安についてQ&A形式で詳しく解説しています。大きな乳首お悩みの方、これから乳頭縮小手術を受けようか迷っている方は是非、参考にして下さい。
- 術後授乳に影響が出てしまうことはありませんか?
- 授乳に影響が出ることはありません。ただし、大きな変化を希望する場合、乳管を温存しない術式もありますので授乳の希望や可能性のある場合は、主治医に将来的な授乳について伝える必要があります。
- 傷跡が心配です。目立ちませんか?
- 乳頭縮小には切開デザインがいく通りもあります。基本的には目立たないように切開・縫合しますが、それでも目立ってしまうことも稀にあります。万一、傷跡が目立つ、傷跡が気になる場合は傷跡修正で改善させることはできますので主治医とよくご相談されることをお勧めします。
また、治療を受ける前に、術後の傷跡修正について料金も確認しておくと良いでしょう。
- 術後、仕事などへの影響はありませんか?
- 乳頭縮小の術後で問題となるのが血流です。普通の美容外科であれば翌日に診察し、血流の状態を確認します。その際に問題がなければお仕事等への影響も支障がないと判断されますので、乳頭縮小の術後1、2日程度のお休みを取ることを推奨します。