ミニリフト

崩れ始めたフェイスライン、ほうれい線やマリオネットラインが出始めてきた。
鏡を見て頬を軽く引き上げるとそれらが消えるってことはやっぱり顔全体にたるみが出ているサイン。
スキンケアやエステでメンテしているのに限界感じ始めた方、思い切って美容医療に委ねてみませんか。顔のたるみを取るか取らないかは10年、20年先のあなたの若さに大きな影響を与えてしまうもの。
そこでご紹介するのが「ミニリフト」というたるみを引き上げる最先端の治療法です。

リフト

顔のたるみを瞬時に引き上げる!

ミニリフトとは

ミニリフトは、通常のフェイスリフトとは違い、顔の下半分のたるみだけを解消するちょっとソフトなフェイスリフトのこと。顎のラインが緩み始めた方、フェイスラインが崩れ始め四角っぽい輪郭になってきた方にお勧めのフェイスリフト手術です。

ミニリフト

ミニリフトはフェイスリフトとは違い皮膚を切開する範囲、剥離する範囲が狭いため、腫れが少なくダウンタイム(日常生活への制限)が短いためお仕事などへの影響が少ないことから人気が高く注目されているフェイスリフトです。

こんな方にお勧め

  • 頬のたるみを改善したい
  • ほうれい線を解消したい
  • 崩れたフェイスラインを治したい
  • マリオネットラインを解消したい
  • 顔のたるみをリセットしたい
  • 肌のハリやシワが気になる方
  • 小顔にしたい
  • シワを解消したい

の実際

OPERATION

ミニリフトの治療方法について詳しく説明しましょう。

ミニリフトの手術は簡単に説明すると6つの工程で行います。

局所麻酔皮膚切開剥離S-MAS処理皮膚の引き上げ傷の縫合

まず始めに麻酔です。ミニリフトの標準的な麻酔方法は局所麻酔です。麻酔する場所は耳の部分、デザインで描いた皮膚を剥離する範囲に麻酔薬を注射で浸透させます。

麻酔が十分効いたら次は皮膚を切開します。ミニリフトの場合、皮膚切開は耳の前側〜耳たぶの根本部分〜耳の裏側にかけて切開します。

切開が終わったら次は皮膚を剥がしていきます。剥離という技術ですが、ミニリフトはこの剥離が非常に大切です。筋膜上を剥がすのですが、剥がした皮膚の厚さにムラがあると段差を生じたり、固定の際にしっかりと固定できなかったり、取れてしまうなどのトラブルを引き起こしますのでミニリフトの場合、医師は非常に神経を使います。

皮膚をしっかりと丁寧に剥がしたら次は筋肉・筋膜の処理です。顔のたるみというのは皮膚だけではありません。筋肉・筋膜も同時に弛んでしまっています。剥離したことによって、皮膚と筋肉は別々に剥がれていますので筋肉・筋膜の処理をしていきます。

次にS-MAS処理を行います。S字型、L字型、紡錘状など、状態に応じて筋肉・筋膜(S-MAS)に切開を加えて弛みを取り除き、筋肉・筋膜を縫い縮めて短縮させます。S-MASが処理されるとる弛みが劇的に改善し、頬は一気に引き上がります。

そうして筋肉・筋膜が引き上がった状態で、さらに皮膚を引き上げて、弛んでしまった余分な皮膚を切除します。
最後に縫い合わせてミニリフトを終了します。

このように説明するのは簡単そうに思えるかもしれませんが、皮膚を剥がす剥離の工程、筋肉・筋膜の短縮の角度や傷の縫合は広範囲に及ぶため高度な治療技術と医師の繊細さが求められる治療の一つです。

ミニリフトの麻酔

ミニリフトの標準的な麻酔は局所麻酔です。皮膚・筋肉・筋膜を処理する範囲全体に注射し、麻酔薬を浸透させ手術中の痛みを止めて手術をします。
実は、麻酔の注射が痛いんです。麻酔の作用が働けば、痛みを感じることはありません。

そのため痛みに対し不安な方、麻酔の痛みを少しでも抑えたいという方は、吸入麻酔や静脈麻酔を併用することで麻酔の痛みを緩和することもできます。
また、緩和ではなく、痛みを完全に止めたいという方は、全身麻酔(ラリンゲルマスクを含む)を併用することで全ての痛みを完全に止めて治療することもできます。

手術のポイント

チェックポイントは2つ
一つはデザインの描き方。耳の形状は直線的ではありません。一般的には耳の形に合わせてデザインを描きますが、中には直線的に切開する美容外科もあります。もちろん、そういった手法が悪いわけではありませんが、傷跡としては不自然ですので好まれませんよね。

もう一つは引き上げる方法。ミニリフトは筋肉・筋膜の短縮する方向や、短縮する量で仕上がりの満足度であったり、不自然な状態に陥るなどのトラブルを引き起こします。そのためどのような手法で短縮するのかということを確認しておきましょう。中には皮膚しか処理しないというクリニックもあるので要注意です!

ミニリフトの費用

PRICE

ミニリフトの手術にかかる費用の相場についてご紹介します。
私たちが調査したところ、ミニリフトの手術にかかる費用の相場はおおよそ60〜120万円程度です。

ミニリフトの費用の相場:60120万円程度

手術を受ける施設や治療内容によっては50万円以下で受けられるクリニックもあれば、200万円以上の費用がかかる手術もあり、ミニリフトの手術でかかる費用にはかなりのばらつきがあります。

費用が安く設定されているミニリフト手術はその理由が明確にはされていませんが、比較的時間がかかり医師が神経使うミニリフトが低価格で受けることができるというのは現実的には難しいでしょう。可能性として考えられるのは、低価格に見せかけて麻酔費用や個人差を指摘され高額提示をしてくるということが十分想定されますので注意が必要です。

ミニリフトは病気の治療ではありませんので公的な負担などはないです。経済的に大きな負担となりますが、手術を受けるクリニックによってはモニター制度などを設けているところもありますので、そのような制度を利用することで安価に、お得にミニリフトを受けることができますので確認してみては。
これらの制度を活用すれば数十万円の割引が行われることも多いので、ミニリフトの手術を検討中の方は是非ご活用下さい。

治療のリスク・副作用

SIDE EFFECTS

ミニリフトは外科手術という性質上、術後の腫れや痛み、内出血などはほとんどの方に起こる問題です。しかし、後々まで残ってしまう障害となるようなことではありません。

また、広範囲に皮膚を剥離と言って剥がす治療ですので、周辺の神経組織を傷つけてしまうことも否定はできません。術後に感覚が鈍くなったり、軽い麻痺(不全麻痺)も数%の確率で起こる可能性があります。そのような症状というのは、どんなに経験豊富な技術の高い医師が気をつけて行っても起きてしまうものです。

以下はミニリフトの術後に想定される治療のリスク、副作用です。これだけの問題があるからといってミニリフトが直ちに危険な手術ということではありません。なぜならそれらの症状は時間の経過とともに完全に回復します。

ミニリフト 術後のリスク
  • 感染(化膿する)
  • 糸の露出
  • 血腫
  • 皮膚の壊死
  • しわが残る
  • たるみが残る
  • 左右差
  • 引き上げすぎ
  • 傷が赤く盛り上がる(ケロイド状)
  • 傷口が目立つ
  • 毛が抜けて部分ハゲになる
  • 顔面神経麻痺(口の動きの麻痺)
  • 頬のしびれ・知覚鈍麻
  • 耳たぶが延びる・耳の変形
  • 傷の段差・凹み
  • 皮膚の表面の凹凸

傷跡については医者の切開するデザインの技術も影響しますが、同じように個人差・体質も影響しやすいものです。傷は消えることはありませんが目立ちにくくすることはできます。大切なのはクリニック選び、医師選びです。経験豊富な安心の名医であれば安心して任せることができるということは忘れないで下さい。

クリニック選びのポイント

CLINIC CHOICE

クリニック選びのポイント

ミニリフトの手術で満足できるかどうかは、手術を受ける美容クリニックの対応、医師の技術で決まります。やはり大切なのはクリニック選び。ミニリフトで失敗しないためのクリニック選びのポイントをご紹介します。

  • 院内は清潔か?
  • カウンセリングは医師が行うか?
  • 複数のフェイスリフトを行っているか?
  • S-MAS処理を行っているか?その方法も確認
  • 手術料金は適正か?(目安としては60〜80万円)
  • 術前検査をしっかりと行っているか?
  • アフターケアの内容は充実しているか?
  • 全身麻酔で手術を受けることができるか?

上記のポイントは電話やカウンセリングで簡単に確認することができます。例えば、院内が清潔かどうかは手術室の管理に直結すると考えて良いだろう。院内の清潔が保たれないクリニックの手術室は衛生環境も疑わしいもの。ミニリフトは皮膚を広範囲に切開・剥離することから感染のリスクが高い治療の一つです。院内の清潔すら保てないクリニックは感染のリスクが高くなるものです。

さまざまなご

Q&A

ミニリフトの手術に関するさまざまな疑問や質問にお答えします。

腫れが少ないということで魅力を感じています。どこまでのリフトアップが可能ですか?
腫れが少ないということで魅力を感じています。どこまでのリフトアップが可能ですか?
ミニリフトは耳の前側、後側を切開して引き上げるフェイスリフトですので、引き上げることができる有効な範囲というのは、フェイスライン、マリオネットラインを引き上げる効果が期待できます。ほうれい線に対して期待を持つ方が多いのですが、ミニリフトの場合、ほうれい線の改善は劇的に改善することは難しい場合があります。
ですのでミニリフトで下顔面を引き上げ、ほうれい線が気になる方はほうれい線にヒアルロン酸などを注入することで十分若返り効果を得ることができると思います。
腫れが少ないのはどうして?
強い腫れを感じるのは目元が腫れを引き起こす場合です。通常のフェイスリフトの場合、目尻周辺まで広範囲に皮膚を剥離するため、目元も腫れてしまいますので、強い腫れと感じてしまいます。
しかし、ミニリフトの場合、中顔面、フェイスラインにかけての範囲の狭い手術ですので強い腫れを引き起こす訳ではありません。そのためフェイスリフトに比べるとリフトアップできる範囲は狭くなりますが、顔全体の若返り効果は十分満足できるものです。
ミニリフトを受ける適正年齢ってありますか?
適正年齢というものはありません。フェイスリフトの適応というのは年齢ではなくたるみの程度です。そのため30代の方でもフェイスラインが崩れてしまったなど老化が気になる方は治療適応があります。また、60代以降で顕著なたるみを引き起こしている場合でもミニリフトの適応はあります。
ただし、顔全体に強いたるみを引き起こしている場合は、ミニリフトで引き上げる範囲は限定されてしまいますので、満足度という意味ではフェイスリフトよりも劣ってしまいます。

若返り

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