# 隆鼻術とヒアルロン酸注入の違い|持続・効果・リスクを徹底比較
## どちらも鼻を高くする方法だけど…
隆鼻術(シリコンプロテーゼ)とヒアルロン酸注入は、どちらも鼻筋を高く整えるための人気施術です。
しかし、持続期間や効果の出方、リスクや費用などは大きく異なります。
ここでは両者の特徴と違いをわかりやすく比較します。
—
## 基本概要
– **隆鼻術(シリコン)**
鼻の穴の中から切開し、シリコン製のプロテーゼを骨膜下に挿入して鼻筋を高く整える手術。
半永久的な効果が期待できる。
– **ヒアルロン酸注入**
鼻筋にヒアルロン酸を注射して高さを出すプチ整形。
ダウンタイムが短く、気軽に試せる。
—
## 効果の持続とメンテナンス
| 項目 | 隆鼻術(シリコン) | ヒアルロン酸注入 |
|——|——————–|——————-|
| 持続期間 | 半永久的 | 約6〜18か月 |
| メンテナンス | 不要(トラブル時は再手術) | 定期的な再注入が必要 |
| 高さの微調整 | 手術時に調整 | 施術時ごとに調整可能 |
—
## ダウンタイムと完成までの期間
| 項目 | 隆鼻術(シリコン) | ヒアルロン酸注入 |
|——|——————–|——————-|
| 腫れ・むくみ | 約1〜2週間 | 数日程度 |
| 完成まで | 1〜3か月 | 当日〜数日 |
| ギプス固定 | 必要(3〜7日) | 不要 |
—
## 費用の違い
– 隆鼻術(シリコン):20〜50万円(プロテーゼ代・手術代込み)
– ヒアルロン酸注入:3〜8万円(製剤や量による)
—
## メリットとデメリット
### 隆鼻術(シリコン)
**メリット**
– 半永久的な効果
– 大きな形の変化が可能
– 顔全体の印象を大きく変えられる
**デメリット**
– 手術による腫れ・ダウンタイムがある
– 感染や位置ずれのリスク
– 修正は再手術が必要
### ヒアルロン酸注入
**メリット**
– 切らずに短時間で施術可能
– ダウンタイムが短い
– 溶解注射で修正可能
**デメリット**
– 効果が一時的
– 大きな形の変化は難しい
– 製剤によっては効果が短い
—
## こんな人は隆鼻術がおすすめ
– 半永久的な効果を望む
– 大きく鼻の形を変えたい
– ダウンタイムを取れる
– 複合的な鼻整形も検討している
## こんな人はヒアルロン酸注入がおすすめ
– 気軽に試してみたい
– ダウンタイムを最小限にしたい
– 将来的に手術を検討しているがまずはシミュレーションしたい
—
## まとめ
隆鼻術とヒアルロン酸注入は、目的やライフスタイルによって向き不向きが異なります。
持続性や変化の大きさを求めるなら隆鼻術、手軽さや可逆性を重視するならヒアルロン酸注入が適しています。
まずは両方の特徴を理解し、自分の希望に合う方法を選びましょう。