二重の整形でよくあるご質問
Q&A
二重整形に興味はあっても、実際に受けるとなると「本当に自然に見えるの?」「手術の痛みや腫れはどのくらい?」「もし失敗したらどうしよう…」と不安になる方も多いはずです。初めてだからこそ、ネットの断片的な情報だけでは判断できないこともありますよね。
ここでは、二重まぶたの整形に関して寄せられる代表的な質問に、できるだけわかりやすく答えています。整形は一度行えば大きな変化をもたらすものです。安易に決めるのではなく、こうした情報を参考にしながら、受ける前にじっくりと考えてみてください。
二重の整形の基本
-
二重整形にはどんな方法がありますか?
- 二重整形の代表的な方法は「埋没法」と「切開法」の2つです。
埋没法は、細い糸でまぶたの皮膚と眼瞼挙筋や瞼板を留めることで二重のラインを作る方法です。切開しないため腫れが少なく、短時間で行えるのが特徴です。
切開法は、まぶたを数ミリ切開して余分な皮膚や脂肪を調整し、内部を固定する方法です。仕上がりが安定しやすく、半永久的に持続するのが特徴です。
このほか、部分切開法など埋没と切開の中間にあたる方法もあります。どの方法が良いかは、まぶたの厚みや希望する二重ラインによって変わります。
-
埋没法と切開法の違いは?
-
簡単に言うと、手軽さと持続性の違いです。
- 埋没法:手軽・短時間・ダウンタイムが短い。ただし取れる可能性がある。
- 切開法:ダウンタイムが長め・切開のため元に戻せない。ただし安定性は高い。
初めての整形や自然な変化を希望する方は埋没法を選ぶことが多く、まぶたの脂肪が多い方や長期的な持続を希望する方は切開法が向いています。
-
二重整形は誰でも受けられるのですか?
-
基本的には誰でも受けられますが、まぶたの状態によって向き・不向きがあります。
- 皮膚が薄い、脂肪が少ない:埋没法でもきれいに仕上がりやすい。
- 皮膚が厚い、脂肪が多い:切開法や脂肪除去と併用が必要なこともある。
- すでに二重だがラインが安定しない:埋没法で補強するケースもある。
カウンセリングで医師に診てもらい、自分のまぶたに合った方法を提案してもらうのがベストです。
-
二重整形は何歳から受けられますか?
- 法律的には未成年でも保護者の同意があれば受けられます。ただし、顔の成長が落ち着く高校生〜大学生以降が望ましいとされています。若いうちは腫れやすく、二重ラインが安定しにくい場合もあります。クリニックによっては18歳以上からを推奨することもあります。
-
手術時間はどのくらいかかりますか?
- 埋没法なら15〜30分程度、切開法でも30〜60分程度で終了します。手術自体は短時間で終わりますが、カウンセリング・麻酔・アフターケアを含めると滞在時間は1〜2時間を見ておくと安心です。
-
痛みはありますか?
- 局所麻酔を使用するため、手術中の痛みはほとんどありません。麻酔注射のときにチクッとした痛みがありますが、短時間です。術後は腫れや軽い痛みが出ることがありますが、鎮痛薬でコントロールできる程度が一般的です。
埋没法
-
二重整形はどれくらい自然に仕上がりますか?
- 医師の技術とまぶたの状態に合わせた方法を選べば、周囲に気づかれないほど自然に仕上がることも多いです。埋没法は糸で留めるだけなので比較的ナチュラルに見えやすく、切開法はラインがくっきりする分「整形っぽさ」を感じやすい場合もあります。ただし切開法でも自然なラインをデザインすることは十分可能です。
-
希望した通りの二重ラインになりますか?
- 完全に「理想通り」になるとは限りません。まぶたの厚みや目の形によっては、希望するラインが実現できないこともあります。そのためカウンセリング時にシミュレーションや試し留めを行い、「どこまで再現可能か」を確認することが大切です。理想を伝えることは大切ですが、医師のアドバイスも踏まえて現実的なラインを選ぶことが満足度につながります。
-
幅広二重や末広二重など、デザインは選べますか?
- はい、デザインはある程度選べます。一般的には「平行型(二重ラインが目頭から平行に続く)」「末広型(目頭側は狭く目尻に向かって広がる)」の2種類が人気です。目の形や骨格によって似合いやすいラインがあるため、希望のデザインを伝えた上で、医師と相談して決めるのがおすすめです。
-
二重整形の効果はどのくらい持続しますか?
- 埋没法は糸が外れたり緩んだりすると二重が戻る可能性があり、持続期間は数年〜10年程度とされています。一方、切開法は半永久的に持続するといわれています。ただし加齢や体重変化でまぶたの状態が変わると、ラインの見え方が変化することはあります。
-
他人に「整形した」と気づかれやすいですか?
- ダウンタイム中は腫れや内出血でわかりやすいですが、時間が経てば自然に見えることがほとんどです。あえて幅広ラインにした場合は気づかれることもありますが、自然なラインを選べば周囲から「なんとなく目元が明るくなった?」と感じられる程度です。
切開法
-
手術後の腫れはどれくらい続きますか?
- 埋没法の場合、腫れは数日〜1週間ほどで落ち着くことが多いです。切開法は2週間ほど強い腫れが続き、完全に自然になるまでには1〜3か月程度かかります。個人差はありますが、仕事や学校に復帰できるまでの目安としては埋没法で3日〜1週間、切開法で1〜2週間と考えるのが一般的です。
-
内出血はありますか?
- 施術直後に青あざのような内出血が出ることがあります。これは1〜2週間程度で自然に吸収され、メイクで隠せる程度になる場合も多いです。内出血が出やすい体質や、飲酒・喫煙・激しい運動は回復を遅らせるため注意が必要です。
-
メイクはいつから再開できますか?
- アイメイクは埋没法なら3日〜1週間、切開法では抜糸後(約1週間)から可能です。ただし腫れや傷の治り具合によって個人差があります。無理に早めると感染や傷跡の原因になるため、医師の指示を守ることが大切です。
-
コンタクトレンズはいつから使えますか?
- 埋没法では数日後から、切開法では抜糸後から装用できることが多いです。装用時に違和感や痛みがある場合はさらに数日待ちましょう。術後すぐのコンタクトはまぶたに負担がかかるため避けてください。
-
学校や仕事はどれくらいで復帰できますか?
- 埋没法なら早ければ翌日〜数日後に復帰できることが多いです。切開法の場合は腫れや内出血が長引くため、1〜2週間程度の休養を見込んでスケジュールを調整すると安心です。
-
傷跡は残りますか?
- 埋没法では基本的に傷跡は残りません。切開法では最初は赤みが出ますが、数か月かけて徐々に薄くなり、最終的には目立ちにくくなります。ただし体質やケアの仕方によっては色素沈着や傷跡が長く残ることもあるため、UVケアや保湿が大切です。
-
ダウンタイム中にやってはいけないことはありますか?
- 飲酒・喫煙・激しい運動・長時間の入浴やサウナは、腫れや内出血を悪化させる原因になります。また、目を強くこすったり、うつ伏せで寝たりするのも二重ラインに負担をかけるため避けましょう。
-
完全に完成した二重になるのはいつですか?
- 埋没法なら1か月前後、切開法なら3〜6か月ほどで落ち着くのが一般的です。ダウンタイム直後は腫れの影響で「思っていたより幅が広い」と感じることがありますが、徐々に自然なラインに落ち着いていきます。
目頭切開
-
二重整形が失敗することはありますか?
- 可能性はゼロではありません。希望通りのラインにならない、左右差が目立つ、ラインが浅くなってしまうなどが「失敗」と感じられる例です。技術力やデザイン力の差が大きいため、信頼できる医師を選ぶことが最も大切です。
-
埋没法は取れてしまうことがありますか?
- はい。まぶたを糸で留めているだけなので、時間の経過や生活習慣、まぶたを強くこする癖などで糸が緩んだり外れたりすることがあります。何度も取れてしまう場合は切開法を検討するケースもあります。
-
左右差が出ることはありますか?
- 多くの人はもともと左右の目の大きさや形が異なっているため、完全に左右対称に仕上げるのは難しい場合があります。施術後に左右差が強く出て気になる場合は、修正手術で調整することも可能です。
-
感染や合併症のリスクはありますか?
- 稀ですが、手術後に細菌感染を起こすと腫れや痛みが強く出ることがあります。また、糸が表面に露出する「糸の露出」や、内出血による強いあざが残ることもあります。術後の清潔管理や医師の指示を守ることで多くは防げます。
-
ラインが気に入らなかった場合はどうすればいいですか?
- 埋没法の場合、糸を抜去すれば元のまぶたに戻すことができます。切開法は戻せませんが、修正手術でラインの調整は可能です。ただし組織に負担がかかるため、再手術はより難易度が高くなることを理解しておきましょう。
-
腫れや内出血が長引くことはありますか?
- はい、体質や施術方法によっては通常よりも長く腫れや内出血が続く場合があります。特に切開法はダウンタイムが長めで、完全に自然になるまで数か月かかることもあります。想定より長引いた場合も、ほとんどは時間とともに改善します。
-
まぶたが厚くて理想通りにならないことはありますか?
- 皮膚が厚い、脂肪が多いまぶたの場合、希望するデザインが再現しにくいことがあります。この場合、脂肪除去や切開法を併用しないと仕上がりが安定しないこともあります。カウンセリング時に「できること・できないこと」をしっかり確認することが大切です。
-
修正手術は難しいのですか?
- はい。二重整形の修正手術は、初回よりも組織が癒着していて難易度が高いとされます。思い通りの改善ができるとは限らず、リスクも増えます。そのため、最初の手術から経験豊富な医師に依頼することが、失敗や修正リスクを減らす一番の方法です。
費用・保証に関すること
-
二重整形の費用はどのくらいかかりますか?
- 埋没法は1回あたり 5万円〜20万円程度、切開法は 20万円〜40万円程度が目安です。施術内容やクリニックの立地・医師の経験によって幅があります。
-
保険は使えますか?
- 美容目的の二重整形は健康保険の適用外です。ただし「眼瞼下垂」のように視野に支障が出ている場合は、保険が適用されることがあります。
-
分割払いや医療ローンは利用できますか?
- 多くの美容クリニックでは、医療ローンやクレジットカードの分割払いに対応しています。金利や手数料が発生する場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
-
保証制度とは何ですか?
- 多くのクリニックでは「二重ラインが取れてしまった場合に再手術が可能」という保証制度を設けています。保証内容はクリニックによって異なり、期間も1年保証から永久保証までさまざまです。
-
保証期間内なら無料で再手術できますか?
- はい、保証内容に含まれていれば無料で再手術できます。ただし「幅を変えたい」などのデザイン変更は対象外になることが多いです。
-
料金の安いクリニックでも安心ですか?
- 安いからといって必ずしも危険ではありませんが、費用を抑えるために保証が短かったり、麻酔や薬剤のグレードが下げられているケースもあります。価格だけで判断せず、内容と安全性を確認することが大切です。
-
キャンペーン価格やモニター割引はお得ですか?
- 条件を理解した上で利用すればお得ですが、症例写真の提供やSNS掲載などが条件になる場合があります。内容に納得できるか確認した上で申し込みましょう。
-
手術費用以外に追加費用はかかりますか?
- クリニックによっては診察料、麻酔代、薬代、アフターケア料が別途かかることがあります。「提示された金額にすべて含まれているか」を事前に確認するのがおすすめです。
修正・再手術について
-
一度埋没法を受けたら一生二重のままですか?
- 埋没法は半永久的ではありません。糸が緩んだり外れたりすると二重が取れることがあります。持続期間は数年〜10年程度とされ、加齢や生活習慣によっても変わります。
-
切開法は本当に一生持ちますか?
- 切開法は「半永久的」といわれますが、加齢による皮膚のたるみや脂肪の変化で、二重ラインの見え方が変わることはあります。完全に一生同じ状態を保証するものではありません。
-
埋没法が取れた場合はどうすればいいですか?
- 取れてしまった場合は再手術が可能です。糸をかけ直す、糸を増やす、あるいは切開法へ切り替えるといった選択肢があります。
-
再手術は何回でもできますか?
- 埋没法は比較的繰り返しやすいですが、何度も行うとまぶたに負担がかかり、腫れやすくなったり仕上がりに影響が出ることがあります。切開法の修正は難易度が高く、信頼できる医師に依頼することが大切です。
-
再手術を考える目安はありますか?
- 二重ラインが薄くなった、取れてしまった、左右差が強くなった、デザインを大きく変えたい──こうした場合に再手術が検討されます。仕上がりが気になるときは、早めにクリニックで相談しましょう。
-
再手術の費用はどのくらいかかりますか?
- 再手術は初回よりも高額になることが多く、埋没法の再手術で10万円〜20万円、切開法の修正では30万円以上になるケースもあります。保証制度がある場合は対象になるか確認しましょう。
-
再手術は初回より難しいですか?
- はい。特に切開法後の修正は、組織が癒着しているため難易度が高く、希望通りの仕上がりにならないこともあります。経験豊富な医師でも慎重な判断が必要です。
-
他院で受けた二重整形の修正はできますか?
- 可能ですが、修正は通常よりも難しくリスクも高まります。初回手術の内容やまぶたの状態によって方法が変わるため、修正に強いクリニックを選ぶことが大切です。