埋没法の腫れはどれくらい続く?ダウンタイムの症状と過ごし方を解説

### 1. 埋没法は“腫れにくい”とはいえゼロではない

「埋没法はダウンタイムが短い」とよく言われますが、まぶたに糸を通す以上、ある程度の腫れや違和感は避けられません。特に施術直後は、まぶたが少し浮腫んだように見えたり、目が開けにくくなることもあります。

個人差はありますが、正しい知識とケアを知っていれば、必要以上に不安になることなく過ごせます。

### 2. 腫れや内出血のピークはいつ?

一般的なダウンタイムの流れは以下のようになります。

#### 【術後〜3日目】

* 腫れのピーク。目元が重く感じたり、ラインが太めに見えることも。
* ごく軽度の内出血(青紫〜黄色っぽい色味)が出ることもある。

#### 【4〜7日目】

* 腫れが落ち着き始め、二重ラインが定着しやすくなる。
* 内出血があってもメイクでカバー可能に。

#### 【1〜2週間後】

* ほとんどの人で腫れや違和感が解消。
* 他人からは整形と気づかれないレベルに。

#### 【1ヶ月後〜】

* 完全に自然な仕上がりに落ち着き、仕上がりが安定する。

※「腫れづらい埋没法」など、術式やクリニックによって経過には差があります。

### 3. よくあるダウンタイム中の症状と対策

| 症状 | 原因 | 対処法 |
| ——– | ———— | ——————— |
| 腫れ | 術後の炎症反応 | 保冷剤で軽く冷やす、就寝時は頭を高く |
| 内出血 | 毛細血管の損傷 | 無理に触らず、コンシーラーでカバー |
| ゴロゴロ感 | 糸の存在・まぶたの腫れ | 数日で慣れるが、強い痛みや異常があれば受診 |
| 違和感/重だるさ | 緊張・炎症・左右差の感覚 | 時間経過で軽減、1週間以上続く場合は相談 |

### 4. ダウンタイム中の生活で気をつけること

* **目をこすらない**
 腫れが強くても触ると悪化する可能性があります。

* **飲酒・運動・長風呂は控える**
 血流が急激に上がる行動は腫れを悪化させるため、術後3日間は特に注意。

* **コンタクトレンズは数日休む**
 目に負担がかかるため、眼鏡生活を想定しておきましょう。

* **メイクは医師の指示を守る**
 一般的には3日〜1週間程度でアイメイク可能になりますが、強いクレンジングなどは慎重に。

### 5. 腫れを最小限にするためにできること

* **冷やすタイミングは“初期だけ”**
 術後24〜48時間の間に適度なアイシングを行うと腫れのピークを抑えられます。ただし、冷やしすぎは血流を悪くして回復を遅らせることもあるため、ほどほどに。

* **仰向けで寝る習慣を意識**
 うつ伏せや横向き寝はまぶたに圧がかかり、腫れの引きが遅くなる場合があります。

* **刺激の少ない食事・生活を心がける**
 塩分の多い食事や睡眠不足もむくみの原因に。ダウンタイム中は体調管理も仕上がりに影響します。

### まとめ|「腫れ」は誰にでもある。焦らず、慌てず。

埋没法はダウンタイムの短さが魅力ですが、それでも腫れや違和感は少なからず出ます。あらかじめ症状や期間を知っておくことで、不安を和らげることができます。

「これって普通?」「左右差が気になる…」という不安がある場合は、遠慮せず医師に相談を。落ち着いた対応と適切なケアが、自然な仕上がりへの近道です。

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