鼻翼縮小の実際
治療の流れ
鼻翼縮小の治療は、術後のダウンタイムがありますので仕事などへの負担を引き起こすことがあります。治療の流れを十分理解し、余裕のあるスケジュールで治療を受けるようにしましょう。
Flow-1
診察・カウンセリング
カウンセリングでは手術の方法やリスク、術後の通院等についての説明があります。しかし、そのような内容はあまり大切ではありません。カウンセリングで大切なのはあなた自身がどういった仕上がりを希望するのかということを正確に伝えることです。医師はあなたの鼻の状態、小鼻の形状や皮膚の厚さを診察し、希望している内容に応じて具体的な治療プランを立ててくれます。術後のイメージが共有することが鼻翼縮小の手術の成功の鍵です。
カウンセリングを受けるのは1ヶ所のクリニックでは失敗のリスクを高めることになります。必ずセカンドオピニオンとして複数の医師の意見を参考にしましょう。
Flow-2
手術の申込み
鼻翼縮小の手術を受けようと決心を決めたら手術を申し込みます。申し込みの際にキャンセル費用等が発生したりする場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
Flow-3
治療前検査
手術を受けるには基本的には血液検査が必要です。検査結果が出るまでに少し時間がかかる場合がありますので余裕のあるスケジュールを立てましょう。
Flow-4
鼻翼縮小の手術
鼻翼縮小の手術は概ね60分程度です。術後は傷口部分にテーピングもしくは小さなガーゼをあてています。マスクで十分隠すことができますので安心して帰宅することができます。
Flow-5
術後検診
鼻翼縮小の術後の検診ですが、7日後に抜糸が必要です。その後は経過観察のための診察を受け、術後のフォローをしていきます。傷の状態にもよりますが、状態によっては肌色のテープを鼻翼部に貼って傷跡のケアをする場合があります。
Flow-6
最終チェック・終了
通常、術後3〜6ヶ月で最終的な仕上がりをチェックします。仕上がりに対する満足度、傷の状態を確認し、問題がなければ終了です。鼻翼縮小は将来的なメンテナンスなどの必要はありませんので安心して過ごすことができます。
鼻翼縮小の治療費用の相場
鼻翼縮小の費用相場:20〜30万円
鼻翼縮小のリスク・問題点
どんな手術であってもリスクが伴います。それは鼻翼縮小でも同じです。大切なのはリスクについて事前に理解しておくこと。知っておくことで術後の安心感やトラブル回避についても十分役立ちます。まずは知ることから始めましょう。
- 仕上がりに満足できない
- 左右差
- 鼻先が丸くなってしまった
- 感染
-仕上がりに満足できない
-左右差
術後の左右差は切開デザインの差によって生じてしまいます。基本的には修復が可能ですので気になる場合は、治療を行った医師とよく相談しましょう。
-鼻先が丸くなってしまった
-感染
稀なことですが、感染を引き起こすことがあります。感染を引き起こした場合の症状としては、感染層の痛み、赤み、腫れなどを引き起こします。基本的には内服や点滴・注射で治療します。中に埋めている糸が感染源となっている場合は、糸を抜糸する可能性があります。
鼻の整形『鼻翼縮小』の質問集
Q&A
やっぱり広がっている大きな小鼻を小さくしたい、鼻の穴を目立たなくしたい。整形に頼るのは仕方がないけれどやっぱり手術って考えると怖いし、もしも失敗したらっていうことが頭をよぎる。ここではそんな方に少しでも鼻翼縮小について知っていただくためにQ&A形式でさまざまな疑問にお答えしています。是非、参考にして下さい。
- どこまで小さくできますか?
- どこまで小さくできるかということですが、限界があります。もちろん、鼻の穴を塞ぐわけにはいきませんし、今の鼻尖部、鼻先の丸みの程度によっては過度に小鼻を小さくすると鼻先の丸みがより強調され、おかしな鼻になってしまう場合があります。
そのため全体のバランスを含め治療プランを立てる必要があるんです。
- 傷跡が心配です。傷を残さずに治療することもできるんでしょうか?
- 傷が気になる方の場合、外側を切開しない方法もあります。しかし、鼻翼縮小というのはさまざまな形状に応じて、どの仕上がりにするかということで切開するデザインというのは違ってきます。仕上がりの内容によっては外側を切開する必要がある方もいらっしゃいます。
- 術後の休みはどれくらい必要ですか?
- 鼻翼縮小は1週間後に抜糸が必要です。それまでは糸が残っている状態です。ですのでお休みは1週間程度とられることをお勧めします。
マスクを常時つけられる環境であればこの限りではありません。
- 自分の理想としている鼻に変われますか?
- もちろん可能です。しかし、あなたが希望している仕上がりが小鼻の治療だけで良いのか?というのは判りません。小鼻の治療は鼻先の丸みにも大きな影響を与えます。状態によっては鼻尖形成や鼻尖縮小、鼻中隔延長など複合的な治療が必要な場合もあることを知っておいて下さい。
- 実際にかかる本当の費用を知りたいです。
-
鼻翼縮小の費用ですが、手術料金以外にかかるものというのは、初診料、検査費用がかかります。
- 初診料:無料〜5,000円
- 血液検査:5,000〜10,000円
クリニックによっても違いはありますが、術後検診等は基本的に手術費用に含まれています。カウンセリング時に確認しておきましょう。