私はこうして乗り越えた|眼瞼下垂手術のダウンタイム体験談

二重まぶた

眼瞼下垂

手術そのものよりも、「ダウンタイムが不安で踏み出せない」──
そんな声をよく耳にします。
特に眼瞼下垂の手術は、目元という繊細な部位だからこそ、腫れや内出血がどの程度出るのか、仕事にいつ復帰できるのか、バレずに乗り切れるのかなど、気になることがたくさんあります。

でも、実際のところはどうなのでしょうか?

ここでは、美容整形として眼瞼下垂手術を受けた人のリアルなダウンタイム体験をご紹介します。
1日目〜1週間、そして1か月後の経過まで、どのような変化があったのか、どんな気持ちで過ごしたのかを、
リアルな声をもとにまとめました。

これから受けようか迷っている方の不安が、少しでもやわらぎますように。

手術直後~当日のようす

手術が終わって、術後のベッドで目を閉じながら「本当に終わったんだ…」とホッとしたのを覚えています。
局所麻酔だったので、意識はずっとはっきりしていて、緊張はしていたけれど、痛みはほとんどなし。
それでも、まぶたにはしっかり包帯のようなガーゼが貼られ、見た目のインパクトはかなりのものでした。

数時間後、クリニックを出て家に戻るころには、少しずつ麻酔が切れてヒリヒリとした違和感が。
痛み止めを飲んだものの、目を開けるのが重たくて、思ったよりも視界がぼんやりしていました。

鏡を見ると、やはり腫れが始まっていて、
「これは明日もっと腫れるな…」と覚悟を決めたのを覚えています。
でも一番不安だったのは、「この顔、家族に見せるのちょっと怖いな」という気持ちでした。

冷やすタイミングや姿勢に気を使いながら、その日はとにかく静かに過ごすことに専念。
スマホやテレビも控えめにして、目を休めることを第一に。

その夜は、目の重さでなかなか寝つけなかったけれど、
「ここを乗り越えれば変われる」と自分に言い聞かせて、気持ちを落ち着けていきました。

1〜3日後:ピークの腫れと内出血

翌朝、鏡を見た瞬間「わっ…!」と小さく声が出ました。
まぶたがパンパンに腫れていて、まるで別人のよう。
目の周りにはうっすらと赤紫色の内出血も広がり、つい「本当にこれ、引くのかな…」と不安になってしまいました。

でも、これは先生からも事前に聞いていた“腫れのピーク”
頭ではわかっていたけど、やっぱり実際に自分の顔を見ると動揺してしまいます。

外に出る予定は完全にキャンセル。
冷やしたタオルを何度も取り替えながら、保冷剤でしっかりアイシング。
痛みというよりも、ズーンとした重さと、顔が熱っぽいような感覚がありました。

それでも2日目の午後あたりから、ほんの少しずつ腫れの輪郭が和らいできたような気がして、
「この感じなら、明日には少し良くなるかも…」と少しだけ希望が持てた瞬間でもありました。

3日目には、内出血が黄色っぽく変わってきて、回復している実感がわいてきました。
まだメイクはできないけれど、「よく見れば、なんとなく二重のラインがわかる!」と
ちょっとした発見が嬉しくて、久しぶりに気持ちが前を向いた気がします。

4〜7日後:腫れが引き始める頃

4日目になると、明らかにまぶたの腫れが引いてきているのがわかりました。
鏡を見ても「これは…人前に出られそうかも?」と思えるレベルに。
ただ、まだ腫れぼったさは少し残っていて、まぶた全体がむくんだような重さは続いていました。

外に出るときはサングラス+マスク+帽子で完全防備。
でも不思議なことに、「今この時期だからこそ、わたしは変われている」と思うと、
それすらも前向きに感じられるようになってきたんです。

5日目には「あ、ちゃんと二重になってる!」と実感できる瞬間も。
左右差も少しずつ整ってきて、「術後すぐはあんなに不安だったのに…」と驚くくらい、
日に日に顔の印象が変わっていくのがうれしくて仕方ありませんでした。

7日目の夜、ふと鏡をのぞいてみて、
「なんだか目元が、凛としてる」――
自分でそう思えたとき、これまでの数日間の不安や不快感がスッと消えたような気がしました。

2週目〜1か月:メイクも再開、周囲の反応も

術後2週間が過ぎるころには、腫れもほとんど気にならないレベルに。
内出血もすっかり引いて、まぶたの色味も自然に戻ってきました。

何より嬉しかったのは、メイクを再開できたこと。
久しぶりにアイシャドウをのせてみると、
「えっ…目がこんなに映えるなんて!」と、思わず声が出てしまうほど印象が違う。

アイラインも引きやすくなり、マスカラのカールも映える。
ずっと理想だった“メイクが楽しくなる目元”に近づいてきている実感がありました。

それに、久しぶりに会った友達からは
「なんかキレイになった?」
「目、大きくなった?」
なんて声もちらほら。

もちろん手術のことは話していないけれど、
「変わったことに気づかれる=成功だったんだ」と、心の中でガッツポーズ。

1か月経った頃には、二重のラインもしっかり定着し、ナチュラルな目元に。
あのとき、勇気を出して一歩踏み出してよかった。
そう思えるほど、今の自分に自信が持てるようになっていました。

体験談を終えて:今、振り返って思うこと

正直、手術を受ける前は不安でいっぱいでした。
本当に変われるのか、腫れが引くまでの時間はどうなるのか、
「やっぱりやめておけばよかった…」って後悔するんじゃないかって。

でも今、鏡を見るたびに思うのは――
「あの決断は、わたしにとって正解だった」ということ。

あれほどコンプレックスだった目元。
どこか眠たそうで、ぼんやりとした印象だった顔立ち。
それが今では、しっかりと目が開いて、表情に自信が持てるようになりました。

毎日のメイクが楽しくなったし、人前に出るときの緊張もなくなった。
そして何より、自分をもっと好きになれた気がしています。

もちろん、術後の数日間は大変だったし、
ダウンタイム中は「こんな顔、見られたくない…」と落ち込んだこともありました。
でもそれ以上に、「こんなふうに変われるんだ!」という驚きと感動が、私には大きかった。

もし今、手術を迷っている誰かがいるのなら、伝えたい。
「治療は不安もあるけど、その先には想像以上の自分が待っているかもしれません」と。

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