用語集

美容用語辞典

外板、外板切除

用語辞典外板

外板がいばんがいばん

外板とは下顎の骨(下顎骨)表面部分の骨、「皮質骨」のことを言います。通常、3、4㎜の厚さがあり、硬い性質があります。外板が厚いと輪郭が広がって見えてしまうので、小顔になりたい方、小顔に憧れる方にとっては外板の厚みは厄介なパーツです。

外板(エラ削り)

外板切除

外板は切除して取り除くことが可能です。
エラ削りの技術の一つで外板部分を薄くスライス状に薄く切り取ったり、表面側から削っていくことによって外板部分の厚みを取り除き顔の幅を少し狭くすることができます。

外板切除に関する疑問

Q&A
質問外板を厚く削ることはできるの?
骨の構造は、外側から皮質、次に髄質という層に分かれています。外板部分の深い層(髄質部分)には血管や大切な神経がありますので髄質部分にまで及ぶ外板切除というのは避けるべきです。
美容目的の手術というのは見た目の仕上がりは大切ですが、それ以上に必要なのは健康被害を出さないということ。そのリスクを最小限にとどめることが医療としての責任です。希望する仕上がりサイズを優先させるために髄質部分を広範囲に露出させてしまうと、神経損傷のリスクは高くなりますし、一生涯麻痺で悩むことになりかねません。
健康被害を出さない範囲で、最大限の効果を導き出すということが、美容外科の手術では大切であるということは忘れないで下さい。
質問削った部分は将来どうなるの?
髄質部分まで削ってしまったとしても骨には再生機能がありますので、骨再生が起こり、皮質骨が再生されます。また、髄質部分まで削らず、皮質部分にとどめても、皮質骨は再生しますので骨が弱くなる、もろくなるなどと言った心配はありません。
また、再生すると言っても削る前の状態にまで戻ることではありませんので外板切除を受けるメリット、小顔効果には有効であるとお考え下さい。

関連情報